帯状疱疹の豆知識(2)
- 年齢別では帯状疱疹は10代と60-70代にピークがあります。日本では50才以上の方が約7割を占めています。
- 季節では水痘は11月~3月が多いのに対し帯状疱疹は少なくなります。
- 診断は細胞診、蛍光抗体法、ウイルス遺伝子診断などがあります。
- 治療は発症早期に抗ヘルペス薬の全身投与を行います。皮疹出現の3日以内に、治療を開始し、7日間続けます。
- 後遺症については帯状疱疹に関連した痛みの総称である帯状疱疹関連痛と帯状疱疹発症後3ヶ月以上経過後残存する疼痛帯状疱疹後神経痛があります。
- 予防については2016年、乾燥弱毒生水痘ワクチンで帯状疱疹予防の効能が認められています。また、ワクチン接種後5年間の発症予防効果が認められています。
- 帯状疱疹は小児期に感染した水痘・帯状疱疹ウイルスの再帰性感染症で1/6の成人が感染しています。
- 帯状疱疹は細胞性免疫の低下により発症し、50歳以上の成人に生じることが多いと言われています。
早めに医師にご相談下さい。