レーザー治療
レーザー治療とは
アレルギー性鼻炎や花粉症が原因で引き起こる鼻水や鼻づまりなどに効果があります。
腫れた鼻粘膜の表面にレーザーを照射し、粘膜を凝固させて、鼻の中の空間を広げて鼻づまりを解消させます。
また、レーザーを照射するとその部分の水分が少なくなるため、鼻の空間を広がり外から入ってくる花粉のようなアレルギー物質が付着しづらくなります。その結果一定期間ですが、鼻水や鼻づまりが収まります。
実際の効果は?
鼻炎症状がひどく、今すぐにでも楽になりたい方や、元々薬の効きが良くない方には、レーザー治療がおすすめです。
舌下免疫療法や市販薬のような飲み薬は即効性が低く、服用してからだんだんと症状が軽くなっていきます。
それに対してレーザー治療は直接レーザーを照射するため、治療したその日から効果を発揮していきます。
他にも、慢性鼻炎やアレルギー性鼻炎で一年中症状が出ている方や妊娠中や授乳中の方など、薬の服用ができない方などにもおすすめです。
治療期間
慢性鼻炎やダニ、ハウスダストのような通年性アレルギーのレーザー治療は、基本的にいつでも行うことができます。
スギ花粉症の方は症状が出ていない秋から冬に行います。というのも、鼻炎の症状が出ている時にレーザー治療を行うと、一時的に症状がさらに悪化することがあるため、症状が出てないタイミングで行います。
すでに症状が出ている方は、先に鼻炎の治療をしてからレーザー治療を行います。